中古マンションを購入する際は、毎月の修繕積立金がどれくらい必要なのかも確認しておく必要があります。
新築マンションの毎月の修繕積立金は、普通、新築分譲時に予め決められているのが一般的です。
具体的な金額については、そのマンションを管理している管理会社が修繕計画にもとづいて設定していると思います。
その相場は、およそ100円/m2~200円/m2程度です。
でも、老朽化したマンションには今後の近い将来に修繕が行われるので、さらに修繕費用が必要になってきます。
小規模な修繕でも5年ごと、大規模な修繕なら10年ごとに行われるのが一つの目安となっています。
しかし最近、マスコミによく取り上げられるようになりご存知の方も多いかもしれませんが、多くのマンションは大規模修繕が必要な時にその費用が不足する…
そんなことが言われています。
中古マンションに入居してすぐに毎月の修繕積立金が引き上げられた…
なんて話をよく聞きますよね。
このように修繕積立金は、マンション住民と管理会社との協議により、将来的なマンション修繕費用を補うために段階的につり上げられることもしばしばなのです。
重要なことは修繕積立金がいくらなのかを管理組合に問い合わせることです。
管理会社がしっかりとした長期修繕計画をもっていて、その計画に沿ってちゃんと修繕費用が積み立てられているかどうか、このことをしっかりと確認することをおすすめします。
そうすれば、値上がりのタイミングも読めるはずですから…。
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