マンションの火災保険料が値上がり!一体なぜ?

火災保険料が平成27年10月に平均3.5%引き上げになりましたが、火災保険の参考順率が上がった例・下がった例をみてみましょう。

主な改定幅は下記のようになっています。

●M構造(マンション)
東京都:+12.0%
大阪府:+12.0%
北海道:+7.2%
青森県:+16.7%
福岡県:+24.1%

●T構造(耐火構造)
東京都:-0.2%
大阪府:-4.2%
青森県:+24.7%
島根県:-6.7%
熊本県:+26.5%

●H構造(非耐火構造)
東京都:-4.5%
大阪府:-16.0%
秋田県:+23.2%
香川県:-20.3%
福岡県:+28.7%

M=マンション構造

T=耐火・準耐火構造

H=非耐火構造

ただし、どんな構造であっても建物の所在地である都道府県によって保険料に違いが生じます。

ご覧になってわかるとおり、特に、M構造のマンションの値上げの比率が高くなっています。

もともと木造に比べて保険料は安かったのですが、マンションの場合には漏水事故がどうしても多くなり、その影響等もでているようです。

ただし、新築息戸建てで新たに火災保険を掛けたり、更新時期を迎えようとしている方は、実際に火災保険料がどれくらい変わるのかを保険会社にぜひ聞いてみることをおすすめします。


火災保険料が値上がりする本当の理由とは?