今住んでいるマンションを立て替えたい、でも資金がない!

新築マンションを購入したけど、40年後50年後60年度に、もし立て替えるとなったら!

その時もし資金がなければ、どうなるのでしょうか?

みなさんは考えたことありますか?

購入した時はきれいで素敵なマンションでも、長い年月が経つとかなり痛んでくるもの。

そうなるとマンションの「大規模修繕」や「建て替え」といった選択を、
マンション管理組合は迫られます。

そうなるまでの期間は結構長いですが、マンション住人としては気になりますよね。

今の法律で考えると、マンションの大規模修繕や立て替えに、どうしても「賛成できない」
もしくは「資金がない」という住人は、別の場所に移り住まなきゃいけないんです。

その時にはある程度の資金が必要ですよね。

ですからこんな場合は、マンション管理組合に自分のマンションを買い取るように
請求出来るのです。

その売却金でどこかほかに住宅やマンション・中古マンションを購入するしかありません。

購入じゃなくても、賃貸という選択もできます。

でも、長年住み慣れたマンション、
どうしても今の場所から移りたくない人もいるはず。

そういう住人は自己資金を出せない以上、融資を受ける必要があります。

また、実は自己資金を出さずにマンションの立て替えができるケースもあるんです。

そんな建替えができる事例のほとんどが、昭和30年代に建てられた公団型マンション。

理由は、当時の公団型マンションの大半が、容積率に余裕のある低・中層マンション
だということ。

つまり余っている容積率を活かして高層化して、増えた住戸を売却することで、
建替え資金をまかなう…という方法です。

ですが、普通のマンション建て替え時はどうしても融資が必要になったり、
住みかを出て行かざるをえない…

そんな最悪の事態もあるんですよ。

ずっと先の話ですが…