マンションの建物自体を外壁診断することから大規模修繕は始まります


マンション(共用部分)は必ず修繕の時期がやってきます。
でも、マンションの大規模修繕については、一般の方向けにあまり情報が出ていないのが現状で、実はあまり知られていません。

では、築後数十年経ったマンション建物を修繕するかどうかを判断するにはどうすればいいのかご存じでしょうか?
それはまず、マンションの建物自体を健康診断することから始まります。
主には外壁調査です。

でも調査するのにあまり費用はかけられませんよね。
ですから足場を立てない状態で出来る部分を調査するのが基本です。
今の現状をしっかり分析して、修繕するかどうかの判断を行うのです。
マンションの外壁調査であれば、思い浮かべるのがタイル。
タイルは割れていても付いていれば全く問題ないのですが、浮いてはがれているタイルがタイル本体の浮きなのか、それともコンクリートの上に厚さを調整するために塗ったモルタルが浮いて剥がれているのかを判断する必要があります。

このようにマンション建設当時の状態を知ることが、修繕工事の始まりなのです。