新築分譲時の価格と中古マンションとして売られる際の価格の割合…
つまり分譲価格比は、中古マンションをいつ・どのタイミングで購入するかによっても大きく違ってきます。
たとえば、バブル崩壊後の2000年から2005年にかけて分譲された物件だと、当時はバブル崩壊が原因でマンションの大量供給時代となっていて、マンション価格が大幅に下落していました。
土地代も建築費用も安く売られていたのですが、当時の企画分譲マンションとしてはよくできたマンションが比較的多くあります。
現在、当時のマンションが中古マンションとして売られていますが、当時の分譲価格よりも高い価格で売られているケースがほとんどです。
つまり、分譲価格比が100%を超えるケースだってあるということです。
一方で、不動産ミニバブル期の2006年から2008年に出た新築分譲マンションは、価格的に高いものが多くあります。
ところが、この時期に分譲されたマンションを現在の中古市場でみると、分譲価格比が8割以下に下がっているケースが少なくありません。
要するに、新築分譲マンションを購入するには、いつ購入するかによってマンションの資産価値のロス分が大きく変わってくる…
ということになります。
マンション資産価値で損をしたくない…
そう思ったら、購入時と売却時の価格の落差がほとんどない、中古マンションの購入を考えるべきだと思います。
これからマンション購入を検討しようとする世代の多くは、結婚、出産、子どもの進学など…
人生のイベントがある時期にマンション購入の検討をされる方が多いと思います。
通常は市況に合わせてタイミングよくマンション購入…
そんな購入のやり方はできません。
市況に左右されない中古マンションは、この点がメリットの一つだと思います。
>立地条件の選択技が広いことが中古マンションのメリットです
>中古マンションの立地条件は資産価値を大きく左右します!