火災保険を大幅に割引きしたいなら…

火災保険の契約期間は1年から36年まで設定が可能です。

火災保険には非常に多くの種類がありますが、短期契約する場合は掛け捨ての1年契約がほとんどです。

長期契約として、3年、5年、10年といった長期契約が比較的多いですが、中には30年を超えるような長期契約もあります。

もちろん、火災保険を長期契約にすると割引率が大きくなり、その分保険料が安くなるメリットがあります。

ただ、保険の種類が多いゆえに割引率もさまざまで、一概に長期契約の方がメリットが大きいと言えないケースも出てくるようです。

では短期契約と長期契約では、どちらのほうがメリットが大きいのでしょうか?
火災保険の短期契約と長期契約について少しご説明します。

まずは火災保険の短期契約と長期契約で、それぞれ両方にメリット・デメリットがあることを理解しておきましょう。

(短期契約)
メリットとして…
○1年ごとの更新の際に補償金額や補償内容を見直せる

デメリットとして…
○長期契約に比べて長い目で見ると保険料が割高
○更新の手続きを忘れると火災保険を掛け忘れてしまう

(長期契約)
メリットとして…
○保険料が割安になる
○保険期間満了までかけ忘れがない

デメリットとして…
○途中で補償内容を見直すタイミングを忘れる
○最初の保険料支払いが大きい

このように、短期契約にも長期契約にもメリット・デメリットはあります。

しかし、仮に1年ずつ更新して36年間保険料を払い続ける場合と、36年の長期契約を結んで最初に一括で支払ってしまうというケースで試算してみると、およそ30万円以上も保険料が割安になるケースもあるのです。

そう考えると手持ち資金に余裕があるのなら、できるだけ長期契約で一括払いを選んだ方が割安でお得になると思って、間違いありません。


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