中古マンションを購入する時、実際にどの程度値引きしてもらえるのか、迷いますよね。
実は、中古マンションの取引では、数百万円の値引きが、ほんの2,3分で決まってしまうことだってあるのです。
なぜか?
それはマンション売主が売買したい、その本音の価格に
とても左右されやすい…
たとえば、あなたが中古マンションを2,000万円で不動産業者を
介して売却しますよね。
でも、その2,000万円という価格、
その価格はあなたにとって譲れない価格、つまり本年の価格ですか?
違いますよね、2,000万円で売れたらいいな…、
そんな漠然とした価格ではないでしょうか。
最近の不動産業界の景気の悪さから、「なかなか売れない。」という現実の問題もあります。
そうなると、2,000万円という価格だと売るのには厳しい…
ということになるのです。
それでも、もしあなたの物件を買いたいと言うお客さんがいるとします。
でもそのお客さんは、2,000万円じゃ高すぎると感じている。
するとどうしますか。
せっかく付いたお客さんです。
売り主としては是非買ってほしいと思いますよね。
そういう時に、不動産業者から電話がかかるわけです。
「300万引きなら買ってもいいと言われる人がいます。
多分、もうこのようなお客さんは現れないかもしれません、どうですか?」
こんなことを言われたら、どう考えますか?
そうなると仕方なくその場で値引きを受諾しますよね。
このように、広告などに見られる中古マンションの売買価格は、いとも簡単に、しかも短時間で値引きされるわけです。
でも、もし売手の許容範囲を超える値引き要求があった場合、
どなるのか?
もちろんその時は売り主次第なのです。