中古マンション購入の諸費用って、こんなものまであるの!

中古マンションを購入する際に必要な初費用…
一体どんなものがあるのかご存知ですか?
中古マンションを購入する際には、物件の購入金額以外に各種税金や手数料がかかります。
この諸費用、実は現金での支払いが原則。
ですから、頭金にプラスして準備する必要があるわけです。

契約締結から引渡しの時までに実際に必要な諸費用について、詳しく説明しますね。

売買契約締結時
印紙税 売買契約書に貼付するもの
物件価格が1,000万円超5,000万円以下 ・・・ 1万5千円
物件価格が5,000万円超1億円以下 ・・・ 4万5千円
仲介手数料として、中古マンション購入の場合、不動産仲介業者に支払います。
400万円超の場合、(税抜き物件価額×3%+6万円)×1.05
契約時にはこの半分を支払うのが一般的。

ローン契約締結時
印紙税 金銭消費貸借契約書に貼付するもの
借入金額
100万円超500万円以下 ・・・ 2千円
500万円超1,000万円以下 ・・・ 1万円
1,000万円超5,000万円以下 ・・・ 2万円
5,000万円超1億円以下 ・・・ 6万円

決済、引渡し時
固定資産税等精算金 中古マンション購入の場合、前所有者との間でその年の固定資産税等の精算が行われる場合があります。
精算額は月割り、日割り等個々の契約毎に決定。
仲介手数料 契約時に支払っている場合はその残額

住宅ローン関係
事務手数料
ローン保証料 保証協会や保証会社(銀行ローン等)に支払うもの。
最近では住宅金融支援機構の【フラット35】をはじめ、民間金融機関でも保証料のかからないローンもあります。
火災保険料 ほとんどの金融機関で強制加入となります。
抵当権設定費用 登録免許税は、財形住宅融資は非課税だが、その他融資は借入額の0.1%
などなどです。

では、一体どのくらいの金額になるのでしょう?
実はその目安となるものがあるのです。

一般的に新築マンションなら価格の2~5%
中古マンションなら5~10%にもなるといわれています。

どうですか?
実際は、これら以外にも、引越し費用や新居用の家具購入費用などもかかります。

中古マンションといっても、新しい住まいです。
購入するためには、前もって自己資金を準備していく必要がありそうですね。
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