価格交渉する際に参考となる価格とは…


住まいのサーフィンは中古マンションの時価データを無料で公開しています。

この情報は、不動産マーケティング会社のアトラクターズ・ラボが無料提供しているデータです。

その価格は、買いたいと思った中古マンションを、売買している不動産会社との価格交渉時に非常に役立つ情報だと思います。

このサイトで公開されていている情報は、想定成約中古価格と言われる価格です。

この価格は、過去の売り出し事例をもとに中古マンションの実際の成約価格を算出し、時点補正を加えることで、現在の取引価格を推計したものです。

もちろん不動産会社の儲け分についても、その価格の中に含まれています。

その割合は6%で設定されているようです。

この「想定成約中古価格」とはどのような価格なのか…
とてもわかりにくいですが、これが意味しているのは「物件を売り出して3カ月以内に成約する価格」のことです。

つまり、時価価格です。

中古マンションの80%は、およそ3ヶ月以内に売買成立している現状があります。

つまり、言い換えると3カ月以上も売れ残る中古マンション物件は、価格設定が間違っている…
ということになるわけです。

掲載されている物件数も豊富で、首都圏では約1万8000棟あります。

全体の取引事例数は33万件、1物件当たりの平均売買事例は19件にも上ります。

中古マンションの成約価格データは、ある限られた不動産会社でなければ入手できないのが現状でした。

それだけに、このデータは一般の中古マンション購入派にとって、価格交渉する際の参考価格になることが多いのではないでしょうか。

>>中古マンションの価格を安く抑えて購入する方法