家を購入するときに必要な「諸費用」の中には「火災保険料」が含まれています。
実はこの「火災保険」を見直すと、「諸費用」をグンと節約できることをご存じでしょうか?
では、火災保険料の節約のポイントは何かというと…
「補償の内容を選ぶこと…」です。
これに尽きると思います。
火災保険は、家によって必要な補償が異なることはご存じかと思います。
ただやみくもに火災保険の補償内容を選ぶのではなく、火災保険を選ぶ際は中古マンションの立地条件に合った補償内容を選ぶことで、何十万円も節約できますし、その分お得になることもあります。
ですから、まず「火災保険」はどれも同じではない…
という意識をしっかりもって補償内容を選べば、お得な保険料となります。
このことをちゃんと理解しておきましょう。
中古マンションの場合、どのような補償内容を選んでいるのでしょう…
実は、たいていの中古マンションの場合、「建物」と「家財」で選ぶ保障内容にはさほど変わりはありません。
ただ、一戸建て住宅に比べて「水濡れ」を主に選んでいる方が多い…
これが特徴的だと思います。
このことは、マンションに住むと分かりますが上の階からの漏水リスクがあるためです。
築数年が経過している中古マンションは、漏水事故による「水濡れ」リスクが大きく、この備えをしっかりすることが大切です。
この「水漏れ」補償の保険は、なるべくかけておいた方がいいと思います。
また、マンションの高層階に住む場合、「風災」や「水災」を選ぶ必要性はあまりメリットがありません。
これは、マンション高層階に住んでいる方が、風災や床上浸水などの被害にあうリスクが少ないからです。
このように、中古マンションの購入契約者が、そのマンション建物の特性をよく理解して、上手な補償内容を選ぶことで火災保険料を安くお得にさせることができるのです。