中古マンション購入時に知っておきたいホームインスペクション(建物調査)とは…?

中古マンションの購入を検討している人にとって、中古マンションのメリットやデメリット、そして気をつけたい購入の流れや注意点、チェックポイントなど、考えるべきことはいろいろありますが、建物本体に対してのみ言えば、ここだけは押さえておきたい基礎知識があります。

最近、注目されている中古物件の建物調査(ホームインスペクション)に関する基礎知識です。
物件購入の際にぜひ知っておいて頂きたい注意点だと思います。

最近は中古マンションのホームインスペクション(建物調査)が普及しつつあります。

この仕組みを利用することで「古い」ことへの不安を払しょくして、中古マンション購入へと踏み出す方も増えているようです。

ホームインスペクションにはどんなメリットがあるのかというと…
まず、購入前に物件の正しい情報を把握することができます。

建物の状態やメンテナンスの履歴、耐震性が分かることで、今からどのようなリフォームをしたらよいのか、リフォーム費用がどれくらい必要なのかがおよそ分かってきます。

中古マンション物件は思ってもいなかった場所で損傷や劣化が判明する場合も多いものです。

でも、この仕組みを利用して適切なメンテナンスを行えば、そのまま安心して住めるケースがほとんどです。

中古マンションの欠陥をつかむリスクも避けられるので、安心して中古物件を買うためには、とても有用な方法だと思います。

また、中古で売却されているマンションが「ホーム・インスペクション済み」というお墨付きであれば、購入したいという人だけじゃなく、売却主にとってもメリットになります。

ただし、ホームインスペクションは法的な基準がありません。
ですからその診断費用や検査される内容については、会社により異なっているので業者任せ…
そんな課題もあるのは事実です。

しかし、ホーム・インスペクションが、中古マンションの買主と売主の双方にとってとても利用しやすいということは間違いないと思うのです。