マンションは一体何年で立て替えられるのかご存知ですか?
売り出されている中古マンションを見ていても、
築40年や築50年といった物件を見かけるのは難しいですよね。
つまりこのことからも分かるように、おおよそ築50年足らずで、
建て替えを検討し始めるマンションが多いということです。
マンションは古くなると、立て替えやリフォームの検討が必要ですが、
そんな検討すら容易ではない場合があります。
現実はほとんどが建て替えが出来ないマンションです。
なぜだか分かりますか?
理由は、建て替えたい時にはマンション所有者の4/5以上の賛成が必要だから…
なんです。
所有者の中には立て替え費用を捻出できない人もいるし、また築数十年経った
マンションには、ほとんどが高齢者なので、これから大金をはたいてまで
マンションに費やそうとしない。
これが現状です。
このような背景があることも、マンションの建て替えがなかなか行われない、
理由の1つなのです。
現在、都心などで高層マンションの建築ラッシュが続いていますが、
そんなマンションでは100年マンションと言われています。
今後100年は立て替えられない…
といううたい文句ですが、果たしてどうなるのでしょうか?
実際のところどうなるかは誰もわかりません。