中古マンション購入後に誰もが毎月支払っている管理費と修繕積立金とは…


中古マンションの管理に関わる費用ってどんなものがあるのか気になりますよね。

この管理費用について、実は新築マンションと同様に、毎月の支払いのために集める管理費と将来の修繕工事のために積み立てていく修繕積立金があります。

でもこの管理費と修繕積立金について、その違いをみなさんはご存じでしょうか?

中古にしろ新築にしろマンション管理には、当然ながらいろいろな費用が必要です。

マンション共用部分の水道光熱費、保険料、清掃や管理員の人件費など…
これらの費用は、マンションの管理組合が窓口となってすべて支払っていて、その負担はマンション住民が負担しているのです。

こうしたマンション管理に関わる費用は、基本的に支払う時期や支払う目的によって2つに分けられることになりますが、その費用が管理費と修繕積立金です。

管理費はマンションを日々管理するための費用で、基本的に毎月支払うべきもので、一方、修繕積立金は外壁の補修や屋上の防水など、修繕工事のための費用です。

どんな建物でも年月が経てば老朽化しますよね。
そのための修繕費用です。

修繕費用ですから、こちらは管理費と違って数年から十数年おきにしか発生しません。
でも、必要な費用が1回に何百万円、何千万円という単位になることもあり、その都度、住居人から徴収…というわけにはいきません。

ですからこうした修繕積立金は、将来の来るべき大きな修繕費支払いに備えるための費用なのです。

>中古マンション購入時の修繕費用チェックポイント