中古マンションを購入するまでの段取りは仲介業者しだい!?

中古マンションを契約購入に至るまで、買主は仲介会社とどんなやりとりをするのか?

興味がありますよね。

具体的な仲介業者への相談から契約までのプロセスを説明すると…

まず、買主の希望を仲介業者に伝えます。

つまり予算や場所のこと。

仲介業者はその希望条件をもとに候補物件を探し始めるわけです。

基本的に「物件の調査」は、仲介会社が行います。

条件にあう物件が見つかったら、買主へ紹介・説明されます。

それから初めて物件を下見…一体どんな物件なのか、ここがドキドキです。

もちろん、下見も仲介会社が段取りしてくれますよ。

買い主が購入したい物件が決まったら、仲介会社に購入の意思を伝え、申し込み完了です。

この時、気に入った物件に他の競合者、つまり購入希望者がいなければ、すぐに契約手続きに入れますが、もし競合者がいれば購入意志を早く伝えた方が購入できます。

仲介会社を通して、売主と価格や引渡し日などの交渉をし、同時に住宅ローンの申請です。

意外と知られていませんが、仲介業者はここら初めて物件の詳細な調査に入るのです。

物件調査というのは、購入予定物件の調査で登記簿での権利関係確認、法的規制の調査、建築基準法の調査、現地調査など、内容は多岐にわたります。

調査内容がまとまったら、仲介業者が調査内容の重要事項を説明してくれます。

この時の説明は仲介業者ではなく、必ず宅地建物取引主任者が説明をしなくちゃいけません。

ここは注意して下さいね。

さらに親切丁寧な仲介会社は、調査の段階でもし重大な事実を発見した場合、買い主にすぐ連絡を入れてもらえます。

これは結構重要で、もしダメならそこで判断できるし、買主はその物件をじっくりと判断できるからです。

ここまでで問題がなければ、売買契約の締結です。

買主、売主の両方で意思を確認して、契約書締結します。

いかがですか?

中古マンションは候補物件を見比べたり、検討するのにはある程度時間がかかりますよね。

でも、いざ契約手続きの段階に入ってしまうと、意外と短期間で進められますよ。

その段取りや進行具合、実は仲介業者のやり方にも影響してくるのです…。