中古マンション購入のトラブルを解決したい!

中古マンション購入に関わるトラブルはとても多いもの…

実際にトラブルになる前に注意すべき点がいくつかあります。

それは契約時の重要事項説明書・不動産売買契約書の重要性を十分理解することです。

トラブルを解決するためのポイントは、まず、こういった契約時に取り交わす契約書類(重要事項説明書、不動産売買契約書)をしっかり確認することなのです。

説明しますね。

重要事項説明というものは、売買契約の締結に先立ち、物件にかかわる重要事項を説明するもの。

この説明は必ず宅地建物取引主任者の資格をもつ仲介業者から説明を受けることになります。

重要事項説明書には、登記簿記載の権利関係や、物件の概要、代金の授受の方法、万が一の契約解除の場合の規定などが記載されていますので、不明な点は必ず宅地建物取引主任者の資格を持った仲介業者に確認しましょう。

次に不動産売買契約書です。

これはつまり契約書のこと。

売買契約書は、取引内容や当事者の権利・義務などを明らかにして、安全・確実な売買の成立を目的とするものです。

ですから売主・買主の双方が署名捺印し、買主が手付金を支払って初めて契約が成立します。

この不動産売買契約書についても、条文の内容をよく確認し、曖昧な表現は事前に確認しましょう。

また、特に注意すること…

それは契約書の内容を把握するまでは、絶対に捺印してはいけないということです。

捺印の際はすべて契約者本人が押すことが大切ですから、口約束は絶対にせず、契約はすべて書面で取り交わすこと…

これが基本です。

契約前までには、このように事前に不動産会社から物件に係わる説明を十分受けておくことが必要なので注意してくださいね。