「ハコ」と呼ばれる中古マンションリフォーム


中古マンションのリフォームの仕方で多いのが、
「ハコ」と呼ばれる方法です。

「ハコ」とは、中古マンションの専有部分の床、壁、天井を全て撤去して、
コンクリートの“ハコ”の状態にして間取りをいちから変更させることです。

スケルトンリフォームともいいますが、
この方法だと備機器から配管・配線・断熱材に至るまで全て取り替えることができます。

耐久性もアップし、ほぼ新築マンションに近い状態にまでリフォームできるので、最も人気のある方法です。

ただし、築年数の古い中古マンションには、
「ハコ」リフォームができないデメリットもあります。

それは水まわりの移動ができなかったり、
壁構造によっては間取りが変更できない場合があることです。

特にマンションが柱を持たない箱状の骨組の壁式構造だと、壁面や床板などの平面的な構造材を組み合わせた構造なので、自由な間取りへの変更ができない…

そんなデメリットもあります。