マンションは、やはり築年数の少ない方が価格は高くなります。
これはある意味、当然のことですが、新しい中古マンションの方が価格は高くなって、新築マンションとの価格差がとても小さくなってしまうからです。
実際、中古マンションを探す場合、築年数についてはどうしても気になりますよね。
ところで、中古マンションを選ぶ際に築年数と価格の関係を知る…
そんな基準的なものはないのでしょうか?
そう考えたことってありませんか?
つまり、中古マンションを探す際の価格の目安となるものです。
実は、築5年以内なら新築マンション価格の85%、築6~10年で75%…という目安があることをご存知でしょうか?
築10年以内で中古マンションを探しているなら、中古と新築マンションが同程度の物件だと、概ね20%前後の価格差がある…
そういうことです。
この数字については、中古マンション業界の中ではある程度一致した基準になってます。
このことが、一般的に「中古マンションの価格は新築マンションの8掛け」…と言われる所以なのです。
その理由は、新築マンションの価格構成にあります。
新築の場合、マンションの原価に広告宣伝費用や売主であるデベロッパーの利益分がどうしても上乗せされているからです。
その上乗せ分が、一般的に2割程度なのです。
築年数が大きくなってくると、マンション価値が下がってきますから、当然、新築との価格差も大きくなるなるのが普通です。
中古マンションによって差はありますが、築16年を超えると平均で50%切りの物件も多く出回ることだってありますから…。
もし築年数をあまり気にしなければ、新築時よりも大幅に安い中古マンション物件を見つけることができるかもしれません。
しかもその物件数もとても豊富にありますから…
これが中古マンションの最大のメリットなのだと思います。