意外と知らない中古マンションの見どころ…空調設備

売主にお願いをしてやっと見せてくれた中古マンションは、見てみたいところがいろいろあるはずです。
間取りもちろんですが、これから住むうえで窓から見える景色や壁の傷み具合、キッチンやトイレの状況などいろいろ見たいと思います。

もちろん各部屋の間取りは十分に確認したておきたいところですが、意外と見ずに終わってしまう重要なもので、住み始めて気付く失敗例があります。

それは空調設備…。

中古マンションを購入したい…
そうなると購入価格や立地条件など色々な要素について、たいていの人は検討します。
でも、各部屋の空調関係なんてあまり気にもしませんよね。

ぜひチェックしていただきたい空調、特にエアコンの効き具合です。

空調関係と言っても、換気の設備はもちろんですが、風通しなどをマンションの部屋の中から、外からも見える範囲でチェックすることが誰しもあるはずですが、エアコンの効き具合なんてあまり気にしません。

ワンルームであれば、エアコンを付けられる場所、届く範囲は結構わかりやすいし、なんとなくわかるものですが、複数部屋がある中古マンションの場合は、いろんな間取りがありますから、なかなかイメージがわきませんよね。

どこにエアコンをつけるかを考えた上で、その聞き具合を売主からもぜひ聞いてほしいのです。

最近の新築マンションは、機密性が高まっていてエアコンの効きで死角になるような部屋はあまりありません。
でも中古マンションはその辺があまり考えられてなくて造られた古い間取りが多いのです。

最悪の場合、リフォームで間取りを変えたりすることもできますが、まずは実際に空調関係について意識しながら売主の中古マンション間取りを見ることも重要だと思います。

新築などの場合、不動産会社からある程度は提案してくれると思いますが、中古や間接的に仲介してくれるようなチェーンの大手不動産などは、提案もしてくれません。

ですから自分たちで空調チェックをする必要があるのです。

空調は生活を快適にするための大切な要素の1つですから、じっくりしっかりチェックしておくようにしてください。


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