中古マンションにもかかる不動産取得税を節約したい!

中古マンションのように住むための不動産を取得すると、不動産取得税という税金がかかりますが、取得税には軽減措置があります。

住むための不動産(建物や土地)については、一定の要件を備えていると大幅に不動産取得税が軽減されるのです。

どのくらい軽減されるかというと、新築、中古ともに床面積が50㎡~240㎡という面積要件であれば「ほとんど課税されない。」と思っても構いません。

実際に計算してみます。
建物の軽減措置金額の計算方法ですが…

「建物の固定資産税評価額-1200万円×3%=税額」 です。

ポイントは固定資産税評価額の部分。
この額は建物の販売価格や建築価格ではなく課税標準額という、税額を計算する元となる、役所が決める評価額で、建物の構造(木造、鉄骨、コンクリート)によっても変わりますが、一般的な新築住宅であれば、1200万円よりも若干高くなり、中古マンションなら評価は新築時よりもかなり落ちます。

例えば、建物評価額が1000万円なら1200万円を引くと-200万円となりますから、「-2,000,000×3%=-60,000円」となって税額はタダです。

このように考えると、中古マンションの不動産取得税は思った以上に安く抑えることができますから、これから中古マンションを購入しようと考えている人にとっては安心できる材料ではないでしょうか。

ただし、一つだけ注意が必要です。
不動産所得税には建物とは別に土地にかかるものがあるのです。


>中古マンションの土地にかかる不動産取得税を軽減させるためには…