新築マンションの購入が多いのは中古マンション不安があるから…

実は、いい中古マンションは、市場に出るか出ないうちに買い手がついてしまうことをご存知でしょうか?

マンションの市場から見ると、新築マンションの平均的な在庫は常に10%しかないのに対して、中古マンションの在庫は常に80%以上あると言われています。

一体これが何を意味するかというと、つまり中古がたくさん売れ残っているということです。

その原因は、中古マンションの売り方の差があります。
つまり中古マンションを大々的に宣伝しているような広告などあまりないのが原因です。
不動産会社や仲介業者も中古マンション1物件を積極的にに売ろうとはしません。
なぜかというと、理由は簡単、より売りやすい新築マンションの方が売りやすいからです。

中古マンションは、並みの物件は中々売れません。
わずか1戸が3か月たっても売れないなんてこと、中古マンションではごくごく普通のことです。

しかし、中古マンションの売れ残りがなぜ多いのかについて、実はもっと大きな原因があります。
それは、誰しもが中古マンションへの不安を持っている…ということです。

新築マンションを販売している現場を見てみると、いろんな角度から購入者の不安を払拭する営業努力がされていると思います。

新築マンションの耐震性や耐久性などの基本構造をはじめ、建物や内装設備の充実など、営業担当者は説明を丁寧に行ないます。

床下や壁の内部など、見えない部分については、模型を使ってアピールしていますよね。

こういうことは、モデルルームを見学した経験をお持ちの方ならわかると思いますが、全て買い手に「安心感」や「納得感」を与えたい…そんな意図の表れです。

これに対して、中古マンションは実物を見るしか判断がつかないのが現実なんです。

こうなるとやはり中古マンション購入に対して不安が生じますよね。

>中古マンションの選び方とその判断基準には不安も…