寿命の短い物件が多い中古マンション

中古マンションはそもそも寿命の短い物件が多いもの…

それゆえ、そのまま住んで行くに連れて不具合が頻繁に起きやすくなります。

新築マンションは高強度コンクリートを採用し、かつ耐久性の高い工法を用いて75~90年の耐久性をもつ物件が増えています。

でも、こと中古マンションになると耐久性で劣るものが多く、修繕メンテナンスをしていない中古マンションは、築後40年ほどで本当に建て替えを検討しないといけない状態になってしまいます。

大規模修繕をしていない中古マンションは、雨漏り、結露、タイルの剥離、給水の異常など、不具合が度々発生する可能性があるからです。

特に築20年以上の中古マンションなら、いろいろな不具合が引き起こる問題が生じるの物件ですので、いままでにどんな修繕がなされているのか、修繕履歴を必ずチェックすることは非常に重要です。

また、修繕費の残高不足が起きていないかのチェックも大切。

中古マンションは、適正な時期に大規模修繕を実施することが大事です。

積立金が少ないことを理由に、応急措置ばかりを続けている中古物件は、トータル的な修繕費用が高く付いてしまいます。

だから管理組合が問題意識を共有し、必要な費用の積立を計画的に行なっているかどうかを、まずはチェックしてください。

私の経験上、築年数の古い中古マンションは、あやふやな修繕計画しか立てていないケースが多いように思います。

古くても修繕費が少ないマンションは要注意です。
しっかりとした確認が必要だと思います。


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