中古マンションの修繕積立金が滞納されると居住者の負担増も…

中古マンションの大規模修繕計画…

今の積立金で十分補えるのでしょうか?

重要なことは、その中古マンションの修繕積立金が滞っていないかどうかです。

つまり修繕積立金の滞納率が高いマンションは要注意なのです。

修繕積立金の滞納率が高いと、その滞納分を他の居住者が直接肩代わりする…

そんなケースも考えられます。

滞納率が高くて徴収できなければ、借り入れで修繕工事を行うしかありません。

その借り入れローンは、結局、居住者への修繕積立金の値上げにつながる恐れがあり、居住者にとっては負のスパイラルに陥ってしまいます。

最近では住宅ローン金融機関が、修繕積立金の滞納率が3割を超えた中古マンション物件の購入希望者に対して、資産価値の低下を恐れてか、ローン申請を許可しない…そんな話もあるようです。

もう1つ考えなければならないことがあります。

それは中古マンションを購入する場所。

通勤の便だけでなく災害や水害が多発しない場所か…
犯罪が多く発生していないか…

こんな要素は、物件の資産価値を押し下げる直接の要因になります。

昔からの人気のある地域や公立の名門小中学校があるような地域は、おおむね治安が良い。

長期的にも資産価値は安定しているのです。