子育てをするファミリーにとって、中古マンション探しをするエリアは何処がいいのか迷いますよね。
子育てする環境的には、緑の公園とアートが共存している街が理想です。子育てという点からみると、自然環境のいい郊外の一戸建てが一番いいと考えがちです。
でも、中古マンションが立地する都心部だからといって自然がないわけではありません。
むしろ都心部やその近郊の方が、整備された公園が充実していることもあります。
その考えると、一戸建てより中古マンションを選ぶことの方が、子育て世代にとって住みやすい環境が多いのかもしれません。
そこで一番お勧めしたいのは、公園の中に美術館などの文化施設が併設されているところです。
自然観察などができると同時に、美術工芸品や建築作品などのアートに触れることで情操教育ができるからです。
東京都内の代表的な公園でいうと、港区白金にある国立科学博物館附属の「自然教育園」のように、大都会のど真ん中にもうっそうとした森に美術館が隣接している例はいくつかあります。
こうしたスポットの近くに中古マンションを購入すれば、散歩のついでに何度も通えるのがうれしいですね。
たとえば白金台は都心の人気エリアの一つです。
新築マンションなら、坪単価で300万円台前半が相場ですが、中古マンションなら100万円台後半と割安になっています。
意外な狙い目と言えるかもしれません。
市部に目を向けると、小金井市や府中市のようにカルチャー関連施設のある公園もあります。
それぞれ人気沿線のJR中央線と京王線の沿線です。
中古マンションの豊富なエリアは、中央線なら立川あたりまで。
それを超えると戸建中心です。
ちなみに府中市は、HOME’Sリサーチ(ネクスト)の中で「2008年 東京都内生活者実感ランキングベスト20」に選ばれるほどですから、居住者の満足度が高いエリアとして申し分のないエリアなのです。
中古マンション相場も坪100万円台前半と手頃で、ファミリータイプのマンションが3000万円以下で手に入る、家計にもやさしいエリアとなっています。
このように、東京都内にも子育てファミリーにとって暮らしやすいと思える街がたくさんあるのです。